レンタルサーバーかAWSかそれとも自分で自宅サーバーか

aw

どのサーバーが自分に最適かを考えてみました。

レンタルサーバーは自由度が低い

本当はレンタルサーバーにしようと思ったのですが、このサイト

を見ていて、大半の格安レンタルサーバーというのは利用方法が制限されていて、何でもできるわけではない、という現実を思い知りました。

ロリポップやさくらのレンタルサーバーの低価格帯のサーバーは、そのサーバーで使用できるプログラミング言語が制限されていたり(バージョンも固定とか)、データベースも制限されていたりして、えらく自由度が低いです。

WordPressでサイトつくりたいだけの人とか、他のCMS使いたいだけの人とかにはそれで十分なのですが、もっと色々やりたいのでそういった制限はない方がいいです。

 

http://www.flickr.com/photos/67945918@N00/4773457853

photo by Tom Raftery

AWSは料金が不安だし

なら、awsとAzureとかクラウドサーバーにすればいい、と思ったので料金等を見ていると、

これまた、どうも勝手が悪いようです。

やっぱ料金低めの方がいいよね、と思っているのですが、具体的には月500円くらいが限界だな、と思っている自分がいました。ちょっとそれは無理があるよと思いながら、従量課金(オンデマンドインスタンス)の現実はやっぱ厳しい。ずっと起動させておくわけではないにしろ、月に1000円くらいはかかりそうです。

では、リザーブドインスタンスインスタンス種類と期間固定)では、

料金 - Amazon EC2 | AWS

t2.nano(メモリ0.5GB、vCPU数1)が1年前払いで38USドル、3年前払いで76USドル。t2.micro(メモリ1GB、vCPU数1)が1年前払いで75USドル、3年前払いで151USドル。これはいけそう(料金はリージョンがバージニア北部の場合。東京だと1.6倍くらいになります)。

サーバーのメモリとしては1GBとかってすごく少ないですが、動かないわけではないです。まあ少し負荷がかかると落ちるんだろうなという気はしますが。

 

スペックが低いので同時に100人くらいがアクセスしたらあっという間に落ちます。*1

 

こちらの引用もとの方はEC2だけでなくRDSも使っていたようなので、さらに料金は上がりますね。

料金 - Amazon RDS | AWS

 

まあそんなにアクセスする事もないし、これでいいかなと思いかけましたが、EC2からのデータ転送にも料金がかかるようで、

料金 - Amazon EC2 | AWSの「データ転送」の項

そんなにデータ転送を行うとは思えませんでしたが、目が覚めて止めました。 

Raspberry Piでサーバー構築するよ

その後、このサイトが目に入ってきました。

RaspberryPi(ラズベリーパイ)でWebサーバ運用中

 

おおこんな事をやっている人がいるのか。面白いと思い、

ちょうど使っていないRaspberry Pi 2があったのでそれをサーバーにする事にしました。これならスペック的にはおそらくt.micro程度かもしれませんが、料金を気にせずに心置きなく使えます。

従量課金というのがやはり個人での利用では気持ちのハードルが高くなります。それを気にせずにやれるだけで自分でサーバーを立てるメリットがあると思います。

たしかにセキュリティ対策とか、その他運用コストが高くなるというデメリットはありますが、そこもまた勉強になると割り切ることにします。

Raspberrry Piの消費電力は4.5-5.5Wということなので電気料金もさほどかからないし、気楽にできそうです。

結論 

という事でとりあえずRaspberry Piでサーバーを立てる事にしました。

 

紅葉の巻機山に行ってきた。

2015/10/03に新潟県巻機山に行ってきました。

登山ルート

 に出ている、<井戸尾根コース>のピストンです。

一般コース(井戸尾根コース)
桜坂-<80分>-焼松(5合目)-<60分>- 6合目展望台 -<90分>-ニセ巻機-<30分>-避難小屋-<40分>-御機屋-<30分>-巻機山山頂

「尾根コース登り口」から入ってしまえば一本道なので迷うことはまずないと思います。山頂までの通常コース5時間30分と長めですが、急登もほとんどなく登れるコースでした。

紅葉もちょうど見頃で、着く前までは「本当に紅葉してるのか?」など疑問の声も上がっていましたが、登ってみたら見事な発色の木々が伺えました。

写真多めですが、時刻とともに記録しました。 

装備

装備としては登りはTシャツ一枚で寒くありませんでした。山頂付近になると休憩で立ち止まるときは長袖を羽織る程度で十分でした。下るときは登りよりも体が温まりにくいので、長袖を着て下りました。それでも日があたる時間帯では暑いので調節しながら下りました。

カメラ

カメラはいつもSONYのRX100を持っていっているのですが、途中で3つもっている電池が全て電池切れになったので、仕方なくiPhone6で撮っておりました。でも思ったより良く撮れていてRX100と比べてもwebに上げる分には問題ないと感じました。α7sはお休み。

登山バッジ

山のバッジですが、山小屋も店も付近にないので駐車場のおじさんか、旅館おのづかか、小学校近くの山田商店で買えるとのことでした。山田商店は山から少し離れていて、夜もやっていないので、夜遅くに下山した我々は旅館おのづかで購入しました。自分は買ってませんが。

トイレ

<井戸尾根コース>では駐車場と避難小屋にしかありませんでした。

 

登山開始です。

 

桜坂駐車場

8:49(0:00) 桜坂駐車場に到着。駐車場はほぼ満杯でしたが、米子沢橋付近の空き地に止めさせてもらいました。料金500円。

 

8:51(0:02) 天狗岩とその奥に割引(わりめき)岳が駐車場から見えます。その二つには登らないので見るだけです。

 

8:53(0:04) 駐車場トイレ付近の石碑。神様を祀っているようです。

 

 

9:07(0:18) お決まりの地図。

 

9:08(0:19) 一瞬、登山道ってどっち?ってなるので標識に従います。

 

9:08(0:19) 従います。

 

登山道

9:11(0:22) 尾根コース登り口と書いてあります。ここから登山道です。

 

9:12(0:23) 登り口の標識を無視してまっすぐ進むと、大草原の小さな家があります。(結局引き返すことになる)

 

9:30(0:41) 登山道に入り、しばらくこんな道が続きます。岩と土の道です。

 

 

9:42(0:53) 合数の表示があります。序盤はなぜか中途半端に勺表示が。

 

10:06(1:17) 四合五勺。

 

10:19(1:30) 急に展望が開ける場所があります。

 

10:24(1:35) そこが五合目です。地図にある焼松とは何なのか。。?

 

10:43(1:54) 進んでいきます。

 

11:04(2:15) 紅葉が始まりました。

 

11:08(2:19) 六号目付近の展望。

 

割引岳とヌクビ沢

11:09(2:20) 割引岳が近くに見えます。割れ目のようなのはヌクビ沢です。

 

天狗岩

11:10(2:21) 天狗岩です。ここを登る人もいるとかいないとか。

 

11:19(2:30) 黒岩峰付近でしょうか。

 

11:19(2:30) ずいぶんと色づいてきました。

 

11:39(2:50) 六合七勺!実に中途半端。

 

11:55(3:06) カラフルですね。

 

12:07(3:18) 空の青とのコントラストが凄い。

 

12:11(3:22) 遠くもまで見渡せます。禿げてるのはスキー場でしょうか。

 

12:12(3:23) 紅葉する木々の間を歩いていきます。

 

12:17(3:28) あの色の中を歩いてきたのか。こんな風になっていたとは。。

 

12:18(3:29) この色!

 

12:21(3:32) 赤と緑。補色で際立ちます。

 

12:29(3:40) 見渡す限り赤、黄、緑。

 

12:32(3:43) ズーム。

 

12:39(3:50) 有り余るクマササを刈って道をつくったのか、根が残っています。足を引っかけやすいので注意してください。

 

12:44(3:55) 八合目。広めの階段地帯です。

 

12:49(4:00) 黄色い草原地帯でもあります。

 

12:51(4:02) 果てしない。

 

13:00(4:11) やっと巻機山が見えてきました。セザンヌの絵のよう。

 

13:04(4:15)

 

13:06(4:17) よく見るとぽつぽつと人がいるところが巻機山山頂です。

 

13:11(4:22) その前にニセ巻機山(九合目)に到着。ニセとは酷い言われ様。

 

13:15(4:26) そこから少し下ります。

 

13:18(4:29) 川のほとりにテントを立ててる人もいました。素敵。

 

13:19(4:30)

 

巻機山避難小屋

13:19(4:30) 避難小屋です。中と裏にトイレがあります。

 

13:20(4:31) 裏にあるトイレは衝撃的な香り。

 

13:24(4:35) のんびりしている方々がたくさんいました。

 

13:35(4:46) 避難小屋からまた登りまーす。

 

13:39(4:50) 避難小屋の方を振り返る。

 

巻機屋

13:48(4:59) 山頂つきました。と思いきやここは初めの地図の「巻機屋」のところ。割引山との分岐点です。右の牛ヶ岳方面に行くと本当の巻機山山頂があるようです。

 

14:00(5:11) なので、牛ヶ岳の方に行ってみます。

 

14:03(5:14) 池塘もちらほら出てきます、

 

巻機山山頂

14:07(5:18) ここが山頂?山頂とはどこにも書いてありませんが、多分そうです。

 

 

14:10(5:21)

 

14:11(5:22) 雪渓の名残も見られました。

 

14:14(5:25) パノラマ1

 

牛ヶ岳

14:15(5:26) 牛ヶ岳です。

 

14:19(5:30) 池塘ハンター。

  

 

 

14:24(5:35) 牛ヶ岳からの風景。越後三山見えるよと言われたけど、どれだかわからなかった。

   

14:24(5:35) 牛ヶ岳からの風景2。

 

14:24(5:35)

 

14:25(5:36) パノラマ2

 

14:27(5:38) 祠?

 

 14:27(5:38) 緑の山頂付近に赤がぽつぽつ。風上方面がより赤い。

 

14:31(5:42) どこまでも続いていそうな一本道。

 

14:32(5:43) 幻想的な風景が続きます。

 

14:33(5:44) 笹団子がつくれるわけだ。

 

14:37(5:48) 環境保全地域の標識。他はなんて書いてあるのかわかりません。

 

14:38(5:49) 緑と黄色。

 

14:41(5:52) 巻機屋への道。

 

14:43(5:54) 浮いてる雲。

 

15:20(6:31) 赤の正体。

 

15:28(6:39) 巻機屋で少々休んで昼食をとり、避難小屋まで戻ってきました。巻機屋には誰もいなくなっていて避難小屋の中から声がしてきました。今日泊まる人でしょうか。なんだか楽しそうなキャッキャした声。

 

15:28(6:39) テント+1。いつかこれやりたい。

 

15:32(6:43) 日が傾いてきました。

 

下山

15:56(7:07) 下山。ここからは主なチェックポイント中心に。

 

16:00(7:11) 午後になるとやはり雲が出てきます。

 

16:10(7:21) 徐々に夕日の色が混ざり始めてきます。

 

16:38(7:49) 7合目から。

 

16:41(7:52) パノラマ3

 

16:49(8:00) 六号七勺。

  

16:58(8:09) 山の表情も変わってきますね。六合目付近より。

 

17:00(8:11) パノラマ4。

 

17:02(8:13) 立派な木。

 

17:20(8:31) 日が沈みそうです。

 

17:35(8:46) 五合目より。

 

18:06(9:17) 待っている間にすっかり暗くなりました。

 

18:14(9:25) 

 

18:16(9:27) 四合五勺。

 

18:17(9:28) 暗闇へ。

 

18:31(9:42) 四合目。

 

18:47(9:58) 三合五勺。あと少し。。!

 

19:15(10:26) ゴール。やっとついたー。

 

まとめ

足を痛めている友人を待ちながらのゆっくり登山でしたが、難所という難所はなく、天気もよかったし、風景も紅葉も申し分ない登山となりました。紅葉シーズンなのでもっと人が多くても良いのでは、と思うくらい混雑は感じられず、団体さんとは2組とすれ違ったのみでした。もしかしたら紅葉登山の穴場なのでは、とも思います。交通の便が悪いとか有人の山小屋もない山だからかもしれませんが、百名山だし、快適で良い登山でした。真っ暗闇の中での下山となりましたが、夕暮れの紅葉も見えたし、星もたくさん見えたので良い経験でした。

下山後駐車場にはすでに前泊する人が多くいてそれもまた良いなと思いました。テントを張って前泊とかもやってみたいですね。

 

ここに上がっていないもの含め全写真はここにありますので、是非ご覧下さい。

www.flickr.com

 

(※以上の情報は2015/10/03に登山に行った時のものです。登山に行く場合は最新の情報を確認してください。)

α7sを選んだ理由について

とある理由で、良い画質で撮れるカメラが欲しくなりまして、色々見ていますが、そのなかでもSONYのα7sがとても気になっています。いや、気になっているというより、もう買おうとしています。

でも、調べていて、「高感度で暗い場所でも撮れる」という特徴が強調されすぎてて、どこに注目したら良いのかわからなくなってきたこともあり、ポイントをまとめてみようと思います。

 

素数が小さいメリットに注目

デジタルカメラの画素数が多くなる傾向があります。これは一般的な感覚で、「画素数が高いときれいな画像が撮れる」と考えられている傾向があるためだと思います。商業的に画素数を多くしていかなければ注目されないというのがあると思います。しかしα7sはフルサイズカメラとしては低画素数のカメラです(最高で1220万画素)。フルサイズという決まったサイズの中の画素数が少なく、そのため個々の画素サイズが大きくなってるわけです。画素数が多くなる傾向のデジカメ界の中でそれを敢えて小さくしています。つまりそこにメリットがあり、そのメリットを最大限に活かせるような仕組がα7sにはあると考えてよいでしょう。

暗い場所でも多くの色が撮れる

画素サイズが大きいとダイナミックレンジが大きいと言われています。*1*2

ダイナミックレンジというのはカメラが感知できる明るさと暗さの範囲の大きさと考えてよいと思います。画素数の多いカメラだと暗いところを撮ろうとすると明るい場所が真っ白になり色が飛んでしまいます(白飛び)。逆に明るいところを撮ろうとすると、暗いところが黒くなり、よく見えません。画素サイズが大きいとその傾向が少なく、一枚の画像の中で明るいところも暗いところも色が飛ばずによく見えるということになります。

α7sは暗いところに強いカメラと言われています。白飛びやしやすいが暗いところには4段から5段の余裕があるという評価をしている方もいます。*3

ただ、暗い方向へ性能が寄りすぎているのか、明るいところの色が出ないという報告もあります。*4

数値的に見てもα7sは高照度時よりも低照度時のダイナミックレンジに分があるようです。*5

暗い場所でもシャッタスピードを速くして撮れる

画素サイズが大きいと受け取れる光の量が必然的に増えます。そのため、シャッター開放時間を短くしても画像を映すのに十分な光量が採れます。*6

また、

ISOのレンジも広いので暗いところでも明るく写せる*7=暗いところでもシャッタスピードを速くできる

だと思います。

肉眼では見えない暗さでも写せる

暗い場所で撮るということを考えると、多少の光があればカメラには写せるのだと思います。しかし、それよりも暗い場所で写す場合、例えばオーロラとか*8、室外でたき火*9、室内でろうそく*10など、超低照度環境での撮影が可能になります(例は全て動画ですが)。何がすごいかというと、「今まで写せなかったものを写せるようにした」ところです。他のカメラの追随を許さないほどのISO感度の高さで見えないものを見えるようにします。画質のことは置いといて。

動画の例が多いのは画像撮影ではシャッタースピードを長くすることで暗い場所で明るく撮影する等、方法がある訳ですが、動画撮影だとそうもいかず、撮影できるかどうかはカメラそのものの感度に依存するからだと思います。α7sが動画のカメラだと言われているのもこの部分が強調されるからではないでしょうか。

受光部分の面積が物理的に大きい

各画素の受光部の横に信号を転送する装置のようなものがあり、そのため画素数が多いだけ受光部の面積が小さくなるという話もあります。*11

素数が少ないことで受光部分の面積が大きいのに加えて、さらに受光部を大きくする技術が使われているようです。ワイドフォトダイオード設計。*12

素数が多いほど間の接合部分は増えるように思います。その分、受光部として使える面積は多少減りそうです。フルサイズ分の面積をより十分に使えるのは低画素数のカメラなのだと思います。

 

ノイズが少ない

暗い場所でも色が撮れる、というものとかぶりそうですが、画素が小さくなるといろいろな弊害があるようです。受光面積がせまくなり、白飛びしやすくなるそうです。*13 水を入れたバケツや箱に入るボールの数などで説明*14されていますが、あまりピンとこないです。経験的にそうだということでしょうか。画素の面積が小さいと受け取れる光の量も減って感度も悪くなり、それを少ない信号を増幅しようとしたときにノイズが発生するという説明はしっくり来ます。*15

余談ですが、画素サイズを小さくしようとしても、光の波長と画素との物理的な関係で越えられない壁があるようです。*16 

ノイズを表すS/N比という数値(高い方がノイズが少ない)においてもα7sは良い数値を出しています。(GH4がそれを上回る部分もあるようですが)*17

 

光量が落ちにくいのでオールドレンズもつけられる

*18らしいです。画素が大きいと光量が多く採れるというのは既出ですが、そうすると広角系のオールドレンズでも有利なようです。あとは、後ほど出てくる無音での撮影モードがあることでさらにシャッター幕の干渉が起こらないというメリットもあります。*19

オールドレンズ、つけるのか、、?と思いますが、選択の幅が広いのは良いと思います。

(ただし、マウント部分が金属製のため規格に準拠していないとしっかり装着できない模様*20

 

使い勝手について

シャッターが無音で切れる

食事の席などで、ごついカメラでカシャカシャならしながら撮影するのがはばかられる場所でも、サイレントシャッターモードで無音で撮れます。*21*22

周りの環境に影響を与えないで撮りたいときに意外と役に立ちそうな機能ですね。最初は全然注目していませんでしたが、使い方によっては良いかもと思い始めました。

 

夜空の撮影にすごく使えそう

山に登ったときに見える星空というのは、空気がきれいなこともあって凄いです。言うまでもなく、ですが。 そのときに何か撮れたら良いなと思っています。写真もそうですが、動画もいいな。。ちょっとハードルが高そうですが、α7sで星の写真を撮っている方も多いのでチャレンジしてみたいなと思ったり。

tecstaff.blog.so-net.ne.jp

blog.goo.ne.jp

 

 

結局読むべきは

開発者の言葉。

japan.cnet.com

動画用カメラと言われる所以

結構、α7sは動画用カメラです、ということが言われていますが、このインタビュー読むと納得です。一般的なデジカメはイメージセンサーが取り入れた情報を間引きして記録していますが、このα7sはそれをしていません。だから、動画の評価が高いと思われます。ただ、4K動画撮影までできるのはオーバスペックだと思います。外部機器をつなげないと撮影できないので、大半の人は使わないで終わると思います。このカメラがα7シリーズでも高額なのはこの動画撮影機能があるからのような気がしてなりません。

まとめ

まとめると、結局は「暗い場所に強いカメラ」ということになりそうです。もっとたいそうなことを言えば、他の一般向け現行カメラで撮影できていた範囲を大きく広げた、つまり、撮れなかったものを撮れるようにしたのがこのα7sです。明るいものに関してはシャッタスピードを速くすれば撮れます。暗いものに関してはシャッタースピードを落として固定して撮れば撮れていました。しかしそこをこのα7sはシャッタスピード上げて撮れるようにしました。暗い場所で動いているものもなんとかこれで撮れるようになった訳です。また、40万というISOを設定できるようにすることで、ノイズ等の議論はありますが「とりあえず写るようにした」のは大きいと思います。今まで0だったものが1になったのですから。それはやはりフルサイズで1220万画素にすることで画素サイズを上げたからできたことなのではないでしょうか。感度の高さ、ダイナミックレンジの高さを追求した、ある意味実験的な機種ではありますが、革新性も面白みもずば抜けていると思います。

もちろんそのために削ぎ落とされた機能もあるわけですが、それにも勝る、高い動画撮影機能と暗い場所での撮影能力に期待したいと思います。

 

その他参考にしたサイト

公式サイトのあの飛行機の写真を撮ろうとした人の記録

panoramahead.blog123.fc2.com

 

きれいな写真が見れるレビュー

マップカメラ | KASYAPA | 222:高感度耐性が織りなす美しさ『SONY α7S』 | SONY

[PY] フォトヨドバシ SONY α7S 実写レビュー | photo.yodobashi.com |

 

α7シリーズの比較

camera10.me

 

本当に徹底的に付属品のレビューからやっているサイト

www.monox.jp

 

きれいな夜景

ニューヨーク・マンハッタンでα7SとSEL2470Zの試し撮りをしてきた | DIGITAL GRAPHER

 

大型センサーのメリットとダイナミックレンジ、S/N比のわかりやすいイメージ

キヤノン:キヤノンCMOSセンサーの世界

 

*1:

CCDカメラ: ダイナミックレンジと階調数違い

*2:

素子サイズと画質の関係-カメラ・デジカメの撮り方・テクニック集

*3:

銘機の予感…α7Sインプレッション実際編. | 日々の光

*4:

速報: α7sの高感度動画に非常に困る欠点があります: 小原玲(動物写真家)のブログ

*5:

BLOG: ソニー α7S、ISO感度別 ダイナミックレンジ

*6:

画素数と画質の関係-カメラ・デジカメの撮り方・テクニック集

*7:

驚愕した!夜が昼になるソニー「α7S」のISO 409600で撮影されたサンプル動画 | 男子ハック

*8:

アラスカで徹底検証! 『α7S』は最強のオーロラ動画撮影デジカメか? - 週アスPLUS

*9:

動画:ソニー α7S、ISO 409600で暗所撮影の威力がわかる比較動画 - Engadget Japanese

*10:

ASCII.jp:「α7S」"ISO 409600"でモデルさんをビデオ撮影してみた

*11:

画素数が多い高解像度なデジカメほど画質が落ちる理由 間違ったカメラ選びをしないために | デジカメの選び方 デジカメの教科書 - TRISEC

*12:

α7S 特長 : 圧倒的な高感度・低ノイズ設計 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

*13:

デジタルカメラの「画素数」とは何か?(3) 

*14:

素子サイズと画質の関係-カメラ・デジカメの撮り方・テクニック集

*15:

画素数と画質の関係-カメラ・デジカメの撮り方・テクニック集

*16:

2.センサーサイズと解像度 - カメラと光のはなし

*17:

ソニーα7SのS/N比とダイナミックレンジの測定結果が掲載 - デジカメinfo

*18:

"α7s"で高尾山のムササビを探しに行ってきました:ソニーショップ★テックスタッフ:So-netブログ

*19:

特別企画:検証:ソニーα7Sは広角オールドレンズの救世主か!? - デジカメ Watch

*20:

"α7s"で高尾山のムササビを探しに行ってきました:ソニーショップ★テックスタッフ:So-netブログ

*21:

α7sで撮る『孤独のグルメ・銀座編』聖地巡礼:ソニーショップ★テックスタッフ:So-netブログ

*22:

"α7s"を持って虎ノ門ヒルズへ行ってきました:ソニーショップ★テックスタッフ:So-netブログ

GoProを選ぶときに見ておきたい情報

GoProはウェアラブルカメラの草分けとも言うべき超軽量ビデオカメラで、それで撮影されたスポーツ系の動画をよく見かけます。自分の見ている風景と殆ど同じ視点で動画を撮影できるため、多様な使い方ができる、ちょっと変わった楽しいカメラだと思います。

自分も登山と自転車をやっているので、カメラ身につけて山に行ったり、自転車風景撮影ができたら良いなと思っていますが、いつも値段が高いのでしりごみして、情報調べるだけしらべてそこで終わりになってしまっています。

以前からGoPro HERO3 White Edtionが気になっていましたが、しばらく品切れ状態が続いていました。しかし、いつの間にか復活していたのでまた物欲が刺激されて、うだうだと調べてしまいました。このGoProはいくつか機種があって、その違いが実にわかりづらいw。特に文章で書かれても比較が非常にやりにくい。ということで調べている間、どこを見ても以外に欲しい情報がなくいろいろなところをぐるぐると回ってしまいました。最終的にはWhite Edtionはやめようという結論に至ったのですが、結局必要な情報って何だったんだろと費やした時間を振り返って悔しくなったのでまとめてみました。

主にHERO3 ホワイトエディションとHEROの比較になっています。

 

まずは販売代理店サイトを見るべし

結局はこれにつきます。必要な情報の大半はここに。

http://www.tajima-motor.com/gopro/pdf/GoProHERO4_HERO3+_spec.pdf

 

自分がどの用途で使い、どういう機能が欲しいのかがわかっていれば、この比較表を見るだけで一発でどれを選ぶべきか決まると思います。

これを見てみると、White Editionてなんか古い機種なんじゃないかというふうに見えてきます。廉価機種であるHEROにある機能がHERO3 White Editionにはついていない。。Super View(撮影画像をワイドにする機能)とオートローライト(暗くても動画撮影できる機能)がホワイトにはついてません。簡単撮影機能も「クイックキャプチャ」になっていません。

それ以外の機能をHEROと比較してみると、外部マイク音声をとれたり、wifi接続蛾で来たりしますが、マイクをつけてまで音声を取る気はないし、撮影した動画もその場で確認するつもりもありません。電池が交換できないのは少し痛いかもしれませんが、充電はバッテリーからできるのでそれで十分だと思える。もう、HEROで良い気がしてきました。HEROのほうが一万円くらい安いんですよ。。

 

撮影画質とフレームレートを実際に見てみる

どの機種が良いか機能面から目星を付けたら、よくわからない部分を調べてみます。

画質がどんなものなのか、フレームレートがどう影響するのか、数字を読んだだけではわからないので、実際に動画で見てみます。

www.youtube.com

画質が720pと1080pの違いがいかほどのものか。

→そんなに差はないかな。。

 

1080p 30fpsと720p 60fpsの違いやいかに。

→差がわかりません。。

 

とくに720pでも良いかなと思えてきました。

 

撮影時間、バッテリーの持ち

切実な情報です。GoProの電池の持ちは一つの問題で、とても短いとされています。欠点の一つとさえ言えます。これらがどのような撮影スタイルでどれくらいの時間撮影できるのかというのは把握しておかないと、撮りたいときに撮影できなくなりますね。

↓公式サイト

HERO3 カメラの電池の寿命 | GoPro サポート

 

↓実験されている方もいますね。

http://freesoft.tvbok.com/gopro/battery-charging-black-edition.html

 

↓消耗を押さえるには。

GoProHERO3 バッテリー消耗を抑える3つの方法

 

利用可能なmicroSDカード

↓公式サイト

おすすめするSD カード

microSDさしてみたけど使えなかった、なんていう悲劇は起こしちゃいけません。

 

その他わからないところを調べる

GoProホワイトは1080pで撮影すると、画角が狭くなるようです。Field of View(撮影視界の広さ)がミディアムになるそうです。これは機能の表には書いてありませんでした。

HEROではウルトラワイドのみが記入されているのでそのようなことは起こらないとおもわれる。

 

まとめ

今回はHERO3 White EditionとHEROの比較になりました。HEROの方が廉価版ですが、撮影という機能に関してはホワイトと違いがないようでした。あとはマイナーチェンジしてて、多少異なりますが、値段と比較して新しいバージョンのHEROのほうがよいんじゃないかと思えてきた次第です。

今度こそ買うぞ。。!

 

(ただUSでの価格を見てしまうと、それだけで日本で購入する場合の割高感があって、その気持ちも蹴落とされてしまったり。)

20150429 横綱審議委員会稽古総見@国技館

DSC04042

 

2015年4月29日水曜日、国技館で行われた横綱審議委員会による稽古総見の一般公開に行ってきました。

力士の取り組みが(練習とはいえ)無料で見れるということで5時起きしましたよ。

 

稽古総見とは

そもそも稽古総見とは何か。

横審が主催して、東京・両国国技館で行われる本場所(初・夏・秋場所)の直前に、横審のメンバーが集結して幕内・十両級の力士を集めて、稽古の様子を見守る恒例行事である。*1

 

横綱審議委員会横綱になるかを最終的に決定する機関)が、現役力士たちがどんな稽古しているのか、というのを見学する、いわば授業参観のようなものですね。

 

そもそも横綱審議委員会

委員就任に対する報酬はなく、毎場所千秋楽翌日の定例会と、東京場所前に年3回ある稽古総見と場所総見後に食事の接待ぐらい。稽古総見以外での観覧は各自切符を購入する。*2 

 

報酬もイベントも特権も殆どない(と言われている)ため、審議委員としての仕事を作るためにこの稽古総見が行われているのではないかと、個人的に考えております。まあ、稽古風景を見ることで、横綱とはこうあるべき、というものが少し見えたような気もするので、その威力というものを、横綱の地位というものを垣間見る良い機会でもあるのだと思います。

 

 

以前はすべて非公開(報道陣には公開)で春日野部屋(理事長が春日野の時期)や相撲教習所の稽古用土俵で行われていたのを、2000年から夏場所前についてはゴールデンウィークが近く多くのファンが参加しやすいと見込んで、国技館本土俵を使用しての一般公開を開始。 *3

 

 それをゴールデンウィークも近いし、どうせなら一般公開もしちゃおうってことで一般公開が始まったようです。先の相撲人気の失落で公開しなくなった時期もあったようですが、また再開。そして今に至る。

 

では、どんな感じだったか見ていきましょう。

 

国技館の席

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だいたい8時前に国技館に着きまして、殆ど入り口は開放されている状態だったので、特に並ぶとかそういうこともなく入れました。

ただ、7時会場だったので、すでに1階席は満席で2階席しか入れない状態でした。

(なんでも7000人も来たとか。)

 

 

2階席も普段A席と呼ばれている前の列の席はほとんどが埋まっており、ほぼ一周まわって南東側に開いているところをやっと見つけて座ることができました。前から3列目でした。

ただ、後で気付いたのですがこの席は、力士たちがほぼ全員、こちら側に背を向けている状態になってしまうので失敗したなと思いました。横綱審議委員は正面側にいて、その人たちに稽古を見てもらうのが大きな目的なので、そちらから見えにくくならないように、正面側には力士はいません。正面側をあけてコの字型に土俵を囲んでいるのでそのような状態になってしまう訳です。

それで稽古が見えなくなる訳ではないですが、次回は正面席を狙いたいものです。

 

幕下稽古

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草色の廻しをつけているのが幕下力士で、申し合いの稽古をしています。いわゆる勝ち抜き戦です。取り組みをして勝った力士が土俵に残り、負けた力士が次の者と交代します。

 

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負けたので交代。

 

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取り組みが終わったら(というか終わりそうになったら既に)勝者と次に取り組みを行いたい力士が土俵に入っていき、勝者がその中から選びます。方々からそういう力士が入ってくるので、土俵の上はカオス状態。

割り込んで入っていくので、少しでも前に出た力士が選ばれるような状態でした。少しでも相撲の取りたい前のめりな力士が稽古をたくさんできる良いシステムだと思いました。

呼び出しが交代した力士の四股名をマイクを使って呼ぶのでだれがやっているかがわかるようになっています。

よく聞こえてきたのが「あびこ」という名でしたね。この力士でしょうか。安彦。横綱審議委員や親方、またファンに名前を印象づけられるという点でも、ここはどん欲に行くのが吉かもしれません。

 

DSC04076わらわら。もう土俵際まで待ち集団が迫ってきています。

 

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非常に前のめりです。

 

DSC04071あ、貴乃花親方。親方席の一番左に一人で座ってますね。

 

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白いまわしの十両以上の力士が来て、ぶつかり稽古が始まりました。

自分より上位の力士を相手にぶつかっていって、押し切る稽古です。十分に押し切れないと、やり直させられたり、転がされたりします。押し切れるまでやらなくては行けないイメージです。

 

十両の稽古

DSC04088十両の稽古も同じ要領ですね。申し合わせとぶつかり稽古。

里山とか朝赤龍や明瀬山とかがいましたね。

 

DSC04094ちゃんと地を整えてくれます。

 

DSC04099幕内力士もちらほら出てきます。

琴奨菊、栃ノ心、日馬富士豊ノ島、逸ノ城などなど、がおられます。

 

DSC04091ガガちゃん(臥牙丸)おしゃべり中。

 

DSC04114勢も。

 

 

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ぶつかり稽古です。受けてるのは荒鷲??

このぶつかり稽古は長く、なかなか終わりにしてもらえませんでした。

 

幕内稽古

DSC04116栃ノ心、ひざのサポーターがとれませんね。

 

DSC04122豊響豊ノ島

大銀杏を結ってないので、いつも知っている感じと見た目が違いますね。

 

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逸ノ城と宝富士 

 

DSC04131つぎは俺!

 

DSC04134照ノ富士と逸ノ城。お客さんも盛り上がります。

 

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横綱大関はちょっと遠くから見てる。

 

DSC04135大関対決。横で腕立て伏せする白鵬

 

DSC04139日馬富士琴奨菊

 

白鵬と逸ノ城

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白鵬vs逸ノ城。

 

 

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土俵の周りに誰もいなくて幻想的。

 

 

DSC04145がしっ。

 

DSC04147白鵬にはお世話係がいて、汗を拭いたり、泥を払ったり、水をくれたりしてます。

 

DSC04149土がついた逸ノ城の背中は

 

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照ノ富士とかが払ってくれてます。友情。

 

DSC04153白鵬のしごきが始まりました。

 

DSC04154この首を持つのは何でしょう?腰を低く、という意味でしょうか。

 

DSC04155もうだめ。うごけへん。

 

DSC04156うりゃうりゃ。

 

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ちょんまげ持っちゃいけないんだよ、と近くの子どもが言ってました。そうだよね。

 

DSC04158まだまだ。

 

DSC04159もうだめ。

 

DSC04160ぴしぴし。

蹴るのも稽古では普通の光景のようです。

 

DSC04163ぶつかり稽古開始。

 

DSC04166押し切れないと投げられちゃいます。

 

DSC04168稽古終了。もう体力も限界。

 

DSC04169もうだれだかわからないくらいぼろぼろに。

 

DSC04170お礼に水。横綱への敬意。

 

日馬富士と照ノ富士

DSC04171日馬富士と照ノ富士の稽古です。同部屋なのでこういうのは毎日やってるんでしょうか。

 

DSC04172日馬富士の野太い声が国技館に響きます。

 

DSC04173押せ押せ!

 

大関の稽古

DSC04176大関陣も他の幕内力士と稽古をします。

今回は豪栄道とか鶴竜はまわしはつけてましたが、殆ど稽古はしていませんでした。

 

まとめ

普段みれない稽古での力士たちの一面が見れました。やっぱ横綱威厳あるなーとか、大関はトップ2として幕内力士引っ張っててるなーとか、臥牙丸ずっとしゃべってるなーとか。普段見れないんで目新しく見えますが、こういう世界なんだなと。稽古の厳しさもしかり。それがあっての本場所ということがよくわかりました。結果だけ見てると大関とか最近残念でしたけど、それだけ見ていても仕方がないですね。大関とかは稽古ではなんだかいつもより強く頼もしく見えましたし。結果で進退は変わってくるけど、それもこういう普段の役割があるからなのだな。なかなか新しい視点を得られました。

 

おまけ

DSC04181魁聖いろんな人にサインとかしてた。サービス精神が素晴らしい。両国の町でもふらふらしてたので握手してもらいました。

ありがとう。

 

↓ 写真まとめておいてあります。

www.flickr.com

 

 

 

 

20150425_雪の至仏山

2015年4月25日土曜日に至仏山(しぶつさん)へ登ってきました。

至仏山群馬県北東部に位置し、標高2228メートルの日本百名山の一つです。近くにあの有名な尾瀬と、燧ヶ岳(ひうちがたけ)があります。少し登るとその全容が見渡せるようになりますよ!

冬季は登山口までの道路が閉鎖されて通れず、またゴールデンウィーク明けから植生保護のため登山道が閉鎖されるため、実質、雪山としての至仏山に登れる時期は2週間足らずと言うことになります(2015年であれば4月24日から5月6日までしか登れず、閉鎖が解かれる7月にはもう雪がないです)。この期間限定の雪の至仏山にチャレンジしてきました。

ルートと時間

9:57 鳩待峠の至仏山登山口

↓(2:03)

12:00 小至仏山トラバース開始
↓(0:55)

12:55 至仏山山頂
↓(昼食休憩1:20)

14:15 至仏山山頂より尻滑走で下山開始
↓(0:29)

14:44 ワル沢へ向かう樹林帯へ入る
↓(0:36)

15:20 鳩待峠の山荘に到着

登り始めて降りてくるまで、5時間17分でした。

かなりゆっくりです。

冬期道路閉鎖の理由

冬期道路閉鎖は

「冬期積雪」のため、一部道路が「全面通行止め」となります。

*1

雪です。

「戸倉津奈木橋から鳩待峠まで」が至仏山登山のための道路なので、

H26年11月10日(月) 14:00から
H27年04月24日(木) 10:00まで

が今回の対象閉鎖期間でした。

その間は山荘も閉まっています。

尾瀬は冬季入山の自粛をお願いしています。理由は山小屋が冬季閉鎖している。峠までの道が除雪してないから移動手段が限られている。

*2

実際、今年の鳩待山荘の営業期間は

営業期間 04/24(金)~10/18(月)迄 

*3

となっています。 

登山道閉鎖の理由

ゴールデンウィーク明けから至仏山山頂への登山道が閉鎖されます。

その理由は植物の保護です。

尾瀬ケ原は主に蛇紋岩といわれる岩石でできています。
(中略)
蛇紋岩は鉄とマグネシウムを主成分とする岩石で、溶け出した高濃度のマグネシウムイオンが植物の根の水分吸収を妨げるため、植物が生育しにくく、蛇紋岩の特性に適応したホソバヒナウスユキソウなど蛇紋岩変形植物や、オゼソウに代表される北方系植物の生き残りである蛇紋岩残存種などの特殊で貴重な植物が生育しています。 

*4

至仏山では蛇紋岩から流れ出るマグネシウムの影響で植物が育ちにくいので、雪が溶けて芽が出始める時期に閉山して、ホソバヒナウスユキソウやオゼソウといった貴重な高山植物が育つようにしてしている。人が入らない環境をつくって守ってるわけです。

高山植物はそれだけで貴重なのに、蛇紋岩のおかげでさらに育ちにくくなっている。人が入ったらもっと大変。閉鎖もいたしかたないですね。

残雪期の至仏山地図とルート

http://www.oze-fnd.or.jp/main/aboutus/aboutus4/aboutus4files/H27sibutu_gw.pdf

 

今回のルートは右下の鳩待山荘から緑の立入可能区域を通って至仏山まで登り、滑走可能ルート(ワル沢へ)を尻で滑走して下りました。

雪があるとはいえ、重点植生保護区域には入らないよう注意が必要です。山頂以外の岩や地面、ハイマツなどの植物が出ているところは入らないようにしてください。また、高天ヶ原(なんという神々しい名前)の重点植生保護区域も進入禁止です。

至仏山の名前の由来

至仏山、仏に至る山。仏に関する言い伝えがある山なのだろうと、勝手に恐れ多い気持ちになっていましたが、調べてみると、もっぱらが近くを流れる渋沢(しぶっつぁわ)からとられた「しぶつ」であるといっています。

田辺和雄君は、土地の人がこのムジナッツァワをシブッツァワとも呼んでいるのを聞いた。シブッツァワは渋沢であって、山ではよくある沢の名である。このシブッツァワの最初の三字が至仏となったのであるまいか。 (深田久弥日本百名山』78 新潮文庫 P134~) 

 *5

 

山名は、仏教には関係なく、ムジナッ沢(つあわ)の別名「渋ッ沢」に由来するという。 

 *6

 

登る道がなくて渋沢沿いに登ったので、その「しぶっさわ」から来たのでは、との考えもある。 

*7

鳩待峠の交通規制

冬期の道路閉鎖とは別に雪がなくても津奈木~鳩待峠口では交通規制が行われています。

詳しくは公益財団法人 尾瀬保護財団鳩待峠口の交通対策のお知らせをご参考に。

規制期間中は津奈木ゲートから鳩待峠まで自家用車では来ることができなくなります。3.5kmくらいが規制区間ですが、手前10kmくらいからしかバスに乗れず、駐車代1000円、バス往復1860円かかります(尾瀬第一駐車場または尾瀬第二駐車場に停めてそこからバス)。鳩待峠まで自家用車で行けるのは冬期閉鎖解除後と8月、9月の平日ぐらいしかないです。あとは閉鎖前。

このパンフレットがわかりやすいです。

19時以降は問答無用で道路が閉鎖されるので、それまでに下山しないと帰れなくなります。そういう場合は山荘に泊まるか車中泊でしょうか。

鳩待峠(登山口)から至仏山山頂へ

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車で、開通したばかりの県道 尾瀬ヶ原土出線を通って鳩待峠まで来ました。

しかし、まさかの駐車場満車。

登山口付近の方にも行ってみましたが、鳩待休憩所の方にはバスに乗ってきてもらうしかないと言われる。停められるスペースは結構ありそうでしたが、バス専用の駐車スペースと見られる。仕方がないので戻ってもう一つの駐車場のおじさんにはなしたらなんとかスペースを見繕って停めさせてもらった。おじさんに感謝。なんでも、朝の6:30には満車になってたとのこと。駐車代2500円也。

 

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斜めに入れて非常に目立つ感じだった。。

 

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駐車場から歩いてすぐに鳩待山荘につきます。トイレはここくらいしかなかったので行っとくべし。

 

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すぐそこに登山口があります。

 

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ルートと植生保護区域、危険区域の説明。上に貼ったリンクと同内容ですね。

 

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どーんといきなり至仏山山頂が見えます。

 

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道があるようでないような状態のところを進んでいきます。赤いテープがあるらしいです。

 

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燧ヶ岳もすぐに見えるようになります。

 

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近づく山頂。左が小至仏山、右が至仏山

 

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至仏山のアップ。巻き道を通っている人の列が見えます。

 

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至仏山アップ。

 

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茂った木。

 

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朽ちた木。

 

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燧ヶ岳の手前にある雪原が、かの「遥かな尾瀬」の尾瀬ケ原です。

 

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これが赤いテープですね。

 

 

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スノボしにきている人たちがたくさんいました。純粋な登山客よりも多いです。ボード重そうだな。。スノーシューも歩きにくそう。ボーダーがスノーシューはいて登っているのはスノボのブーツのまま歩けるからでしょうか。

 

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しばらく歩くと小至仏山の山頂が見えてきました。

 

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至仏山に近づいていきます。西側は雪がないですね。そこが重点植生保護区域です。

 

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鳩待山荘と休憩所が小さく見えます。さっきはあそこから眺めてたんですね。

 

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スノーボーダーたちは非常に苦労してる感じでした。重いでしょほんと。(と思って調べてみたらボードは3kgくらい、靴は両方で2kgくらいでたいしたことなかった。)

 

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下からも通っているのが見えたトラバース道です。この道をつくってくれた人に感謝。

 

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ボーダーが降りていった痕。

 

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至仏山山頂です。

 

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至仏山山頂が近づいてきました。

 

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山頂に到着しました!人も結構いっぱいいて、雪がない箇所もあります。

ここで昼の休憩です。

 

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西側の大パノラマ!谷川岳が見えます。

 

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妙高山でしょうか。

 

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今度は東側!

 

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尾瀬ケ原がさほどよりもよく見えます。

 

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山頂の標識より高いところもありますが行きませんでした。

至仏山山頂からワル沢、鳩待山荘へ

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山頂から東側のワル沢へボーダーたちが滑走していきます。

 

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我々も滑走開始!人に備わった最高の滑走器官を最大限に利用します。それは尻です。

 

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あっという間に下っていきます。小至仏山があんなに小さく。

 

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至仏山山頂も一気に遠のきます。

 

 

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 人の尻の痕をたどるとスムーズに滑れます。

 

 

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 すぐに林地帯へたどり着きます。

 

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ボーダーに追い抜かれていきます。

 

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川から雪が溶けていっています。

 

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こんなふうに地割れのように雪が崩れているところも。少々危険なので慎重に進みます。

 

 

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少し登りがあってそろそろゴールかな。

 

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鳩待山荘の屋根が見えた!

 

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下山完了!休憩所に人がたくさん集まっています。バス待ちですね。

休憩所にお土産がたくさん売ってたので、何か欲しい場合はここで買うといいです。

駐車場のおじさんに挨拶して帰途へ。

吹割の滝に寄り道

一緒に行った友人のたっての希望で東洋のナイアガラ、吹割の滝へ。沼田インターへの道の途中にあります。滝しか見ませんでしたが、結構色々まわれるところがあるようです。

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近くの無料駐車場に停めました。ここは専用駐車場。駐車代500円。

 

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ゴーッとすごい音。

 

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川の流れもかなり速いです。

 

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しぶきが上がって冷たい。

 

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間違って落ちたら冗談抜きで流されます。

温泉:望郷の湯

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駐車場のおじさんに勧められた道の駅にある温泉に来ました。望郷の湯です。

料金は2時間560円からで、食事をとるとプラス1時間無料になります。

泉質はアルカリ性単純温泉で、入ると体がぬるぬるするやつです。そこまで室内に大風呂と水風呂、サウナがあり、露天風呂からは山が見えてかなり良い展望。ただ人がたくさんいるので狭く感じます。洗い場の数も少ないので待つことになるかもしれません。

この施設についているレストランからの展望もよく、豚味噌カツを頼みましたがおいしかったです。

 

まとめ

至仏山の雪山が滅多に登れるものではないと言うことで行ってきましたが、スノーボーダーの数には驚きました。明らかに登山客より滑走客の方が多い状態でした。傾斜もなだらかでたしかにバックカントリーとしては良いかもしれません。登るのも急登がなく、緩やかな傾斜を登っていたらいつの間にか山頂に到着しているような感じです。ただ、道を知らせるような標識がなく、赤いテープをたどるしかないところが少々難易度を上げている気もします。足跡だらけで方向がつかみにくいところがありますのでそこは注意です。雪質としてはもう解け始めていたのでかなり湿り気のあるものでした。履いてきたのが雪山用登山靴ではなかったので、結構水がしみ込んできました。アイゼンも6本歯の軽アイゼンだったので結構滑っていました。こういう時期こそ防水機能が役に立つのかもしれません。もう少し防水できている靴を履いてくればよかった。

尻滑走しやすい山、それが至仏山だと思います。結構記録をみてると滑走目的で行っている人がやはり多い。山頂から滑走できるし登るのなだらかだし。レインウェアの上下を着れば冷たい思いをせずに快適に滑れますよ。尻で。速度も足で殺しながら行くと良いです。速度が出過ぎたら必ずブレーキを。

20150125_北八ヶ岳(北横岳・縞枯山)

2015年1月25日に北八ヶ岳の北横岳(きたよこだけ)と縞枯山(しまがれやま)に行ってきました。

雪山初心者向けの山として知られていて、私も知人から勧められました。道を選べばよく踏み固められており、ちゃんとした雪山装備があればそれほど苦もなく、楽しめる山でした。その一部始終写真でまとめました。

 

 北八ヶ岳ロープウェイ

 中央道を諏訪インターチェンジで降り、北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅に到着しました。11月から4月までは9時が始発です。私も9時に到着し、準備を開始しました。雪山は雪山靴をはいたり、スパッツを取り付けたり、 防寒具を着たりなど、夏山と比べ少々準備に時間がかかりました。15~20分ほどで準備が終わり、往復チケットを買います。1900円でした。

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5分ほど並んで待っていると、ロープウェイの準備が整い、乗り込みます。

私が乗り込んだのは9:35頃出発しました。

HPには「運転間隔は通常20分間隔(混雑時は10分間隔)で運行しております。【営業時間内の毎時 00分/20分/40分に発車】」と書いてありますが、随時運行しているようなイメージでしょうか。

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スキー・スノボ目的の乗客が多めで登山客が少々と言ったところです。

満員ロープウェイです。

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雪景色とゲレンデを見下ろしながら上ります。

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山頂駅に到着しました。

駅名は雪で隠れちゃってますね。

登山計画も山頂駅で提出できるので、出しましょう。

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坪庭から出発

駅の目の前には坪庭があります。既に標高2237mです!

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ここでアイゼン装着。ピッケルも持ってきてますが、とりあえずストックを出して準備OK。

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北横岳に向かうルートに入ります。

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天気は最高!

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視界は開けすぎてます。

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雪山ならではの造形。

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標識とトレースを辿り進んでいきます。

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樹氷ではないですが木々と雪の按配が素晴らしい。

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トレースを追い樹林帯を進んでいきます。歩いていると暑くなってきます。

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途中で見える風景です。

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既に高いので遠くの山まで見渡せます。

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北横岳ヒュッテ

北横岳ヒュッテに到着です。絶賛通年営業中

この付近で食事を摂ると良いと思います。木々に囲まれて風も強くないのでよい休憩スポットです。他にはそのような場所を見つけるのは難しいです。

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北横岳南峰

北横岳南峰(標高2471m)に到着!

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八ヶ岳がよく見えます。

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すぐ近くの蓼科山は言わずもがな、

バックには北アルプスの軍勢がついています。

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中央アルプス

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御嶽山

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乗鞍岳

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北横岳南峰からの眺望

このサイトとてもわかりやすいです。そして当たり前ですが山の形がほとんど一致。

 

ロープが凍ってバウムクーヘンみたいになってます。

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ほんといいよ。

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北横岳北峰

北横岳北峰へ続く道を行きます。

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頂見えてきた!(標高2480m)

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人の入りはこんな感じで混み混みという訳ではありません。

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蓼科山がさらに近くに見えます。

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アップです。

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浅間山

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風はそこそこありますがその中でがんばって休憩中の方もいます。

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雪が木を喰っているようです。

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今一度、南八ヶ岳

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樹林と御嶽山

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また乗鞍岳

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満足したので戻ります。

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来た道を戻ります。

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覆い尽くされている木々。

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三ツ岳

北横岳ヒュッテを通り過ぎると分岐があります。

戻りたい場合は「坪庭・ロープウェイ」へ。

回り道をして岩場を通りたい場合は「三ツ岳・雨池峠」へ。こちらは人通りが極端に減るのでトレースも頼りなくなります。注意が必要です。

今回は三ツ岳の方へ進みました。

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「この先は、三ツ岳は岩場で危険です。軽装での方は入らないでください。」

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序盤、トレースはまだ安心できます。

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人通りが一気になくなります。

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歩きにくい岩場も。

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岩!

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浅間山が近づいてきます。

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ちょっとした風紋も。

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トレースもか細くなっていきます。

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雨池が見えます。

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アップ。

凍結しているみたいです。

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きれいな風紋です。

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尖った岩。

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トレース細い細い。

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三ツ岳Ⅱ峰。

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落ちたら戻って来れなくなりそうな深みも。

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いたるところに風紋。

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三ツ岳Ⅰ峰。

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近づいてくる雨池。

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きれいに雪をかぶっています。

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縞枯山の全貌も見え始めました。

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つらら1。

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つらら2。

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樹林帯に入ると道も狭くなってきます。

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雪の重みに耐えきれてない。

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何かの動物の足跡。

そんなに沈み込んでいないのがすごい。

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雨池山

道の途中に雨池山山頂の標識が。

ほぼ埋まりかけていますが。

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こんな穴があいている場所も。人がはまったんでしょうか。

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雨池峠

下り終えて雨池峠に到着。

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ここでロープウェイ方面にいくこともできますし、縞枯山へ向かうこともできます。

今回は縞枯山へ向かいました。

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縞枯山

縞枯山への道は情報戦。。

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ベイマックス?

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トレースを追っていったら、

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途中で消えて、

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北横岳が見えたりしたけど、

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進めなくなったので引き返しました。

心がへし折られながらも、別のトレースを見つけてそちらへ進みました。

そちらの方から来た人に話を聞くと、ここの道なら行ける!と教えていただき、

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おぉ、希望の光が。。!

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縞枯山山頂

キター!

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縞 枯 山 山 頂 !(埋まってるけど。)(標高2403m)

感動もひとしおです。

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山の名前通り、枯れ果てたような情景。

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不思議な哀愁が漂っています。

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この感じ、気に入った!

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パノラマです。

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南アルプスが見えます。(from 縞枯山

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アップです。

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八ヶ岳近い!(from 縞枯山)

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乗鞍岳 from 縞枯山

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御嶽山 from 縞枯山。

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はぁーいい感じ。

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名残惜しく帰途につきます。山頂にいた方に伺ったところ、もうちょっとちゃんとした道があると言うことでした。(写真はないですが、ほふく前進しないと進めないような場所を進んだりもしていました。)

正規ルート?のトレースはやはり太い。

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雨池峠まで急行下して20分ほどで到着しました。いい道を見つけられたので道にも迷わず、ほふく前進も不要でした。ヨカッタ。

雨池峠からロープウェイ山頂駅へ向かいます。

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縞枯山荘

縞枯山荘が見えてきました。

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近くの看板表示です。

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汚れなき山。

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もう少しで駅です。

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ダイブ痕。

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山頂駅に到着!

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アイゼンやストック、スパッツ等をしまってロープウェイを待ちます。

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ペットボトルが少々凍結していました。

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改札前に並びます。相変わらずスキー・スノボ客がたくさん降りてきて、入れ替わりでロープウェイに乗り込みます。

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乗り込む前のロープウェイです。

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ほぼ一番乗り。

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下っていきます。

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登山も無事終わりです。

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初めは茶臼山まで行に行くつもりでした。でも時間がなさそうなので止めました。

この時期は最終ロープウェイが16時なのでそれまでに帰ってこなければならないので。

雨池峠から縞枯山までの道のりで時間をかなりとられてしまったと言うこともありましたが、かなり長く歩いた気がしました。人通りの少ない道は足場がしっかりしていないので、体力を削られます。夏なら大変な道のりでもないのかもしれませんが、雪があることで、やはり難易度はかなりあがっているのだと感じました。トレースを見極めることも時には大事だなぁと。トレース途中で切れてたし。。

 あとは全然食事を摂れませんでした。歩いているときはいいのですが、止まるととたんに体が冷えてきて、食事をするところを探すのが難儀です。お勧めは上にも書いた通り、北横岳ヒュッテ付近です。それ以外では風が冷たかったり、ちょうど良く開けたところがなかったりと、調理できるような場所が見つかりませんでした。なので携行食では調理するようなものではなく、歩きながらでもさっと食べられるものを持ち歩くのがいいと感じました。休めるところで休んでゆっくり進みましょう。

ちょっとしたトラブルにみまわれ、体力を結構使ってしまいましたが、天気もよく最高の景色でした。やっぱ天気がいいのが一番。途中一瞬曇った場面もありましたが、すぐに回復してくれました。次も天気のよい時を狙って雪山行ってきたいと思います。

 

山さいこう。