レンタルサーバーかAWSかそれとも自分で自宅サーバーか

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どのサーバーが自分に最適かを考えてみました。

レンタルサーバーは自由度が低い

本当はレンタルサーバーにしようと思ったのですが、このサイト

を見ていて、大半の格安レンタルサーバーというのは利用方法が制限されていて、何でもできるわけではない、という現実を思い知りました。

ロリポップやさくらのレンタルサーバーの低価格帯のサーバーは、そのサーバーで使用できるプログラミング言語が制限されていたり(バージョンも固定とか)、データベースも制限されていたりして、えらく自由度が低いです。

WordPressでサイトつくりたいだけの人とか、他のCMS使いたいだけの人とかにはそれで十分なのですが、もっと色々やりたいのでそういった制限はない方がいいです。

 

http://www.flickr.com/photos/67945918@N00/4773457853

photo by Tom Raftery

AWSは料金が不安だし

なら、awsとAzureとかクラウドサーバーにすればいい、と思ったので料金等を見ていると、

これまた、どうも勝手が悪いようです。

やっぱ料金低めの方がいいよね、と思っているのですが、具体的には月500円くらいが限界だな、と思っている自分がいました。ちょっとそれは無理があるよと思いながら、従量課金(オンデマンドインスタンス)の現実はやっぱ厳しい。ずっと起動させておくわけではないにしろ、月に1000円くらいはかかりそうです。

では、リザーブドインスタンスインスタンス種類と期間固定)では、

料金 - Amazon EC2 | AWS

t2.nano(メモリ0.5GB、vCPU数1)が1年前払いで38USドル、3年前払いで76USドル。t2.micro(メモリ1GB、vCPU数1)が1年前払いで75USドル、3年前払いで151USドル。これはいけそう(料金はリージョンがバージニア北部の場合。東京だと1.6倍くらいになります)。

サーバーのメモリとしては1GBとかってすごく少ないですが、動かないわけではないです。まあ少し負荷がかかると落ちるんだろうなという気はしますが。

 

スペックが低いので同時に100人くらいがアクセスしたらあっという間に落ちます。*1

 

こちらの引用もとの方はEC2だけでなくRDSも使っていたようなので、さらに料金は上がりますね。

料金 - Amazon RDS | AWS

 

まあそんなにアクセスする事もないし、これでいいかなと思いかけましたが、EC2からのデータ転送にも料金がかかるようで、

料金 - Amazon EC2 | AWSの「データ転送」の項

そんなにデータ転送を行うとは思えませんでしたが、目が覚めて止めました。 

Raspberry Piでサーバー構築するよ

その後、このサイトが目に入ってきました。

RaspberryPi(ラズベリーパイ)でWebサーバ運用中

 

おおこんな事をやっている人がいるのか。面白いと思い、

ちょうど使っていないRaspberry Pi 2があったのでそれをサーバーにする事にしました。これならスペック的にはおそらくt.micro程度かもしれませんが、料金を気にせずに心置きなく使えます。

従量課金というのがやはり個人での利用では気持ちのハードルが高くなります。それを気にせずにやれるだけで自分でサーバーを立てるメリットがあると思います。

たしかにセキュリティ対策とか、その他運用コストが高くなるというデメリットはありますが、そこもまた勉強になると割り切ることにします。

Raspberrry Piの消費電力は4.5-5.5Wということなので電気料金もさほどかからないし、気楽にできそうです。

結論 

という事でとりあえずRaspberry Piでサーバーを立てる事にしました。