レンタルサーバーかAWSかそれとも自分で自宅サーバーか
aw
どのサーバーが自分に最適かを考えてみました。
レンタルサーバーは自由度が低い
本当はレンタルサーバーにしようと思ったのですが、このサイト
を見ていて、大半の格安レンタルサーバーというのは利用方法が制限されていて、何でもできるわけではない、という現実を思い知りました。
ロリポップやさくらのレンタルサーバーの低価格帯のサーバーは、そのサーバーで使用できるプログラミング言語が制限されていたり(バージョンも固定とか)、データベースも制限されていたりして、えらく自由度が低いです。
WordPressでサイトつくりたいだけの人とか、他のCMS使いたいだけの人とかにはそれで十分なのですが、もっと色々やりたいのでそういった制限はない方がいいです。
AWSは料金が不安だし
なら、awsとAzureとかクラウドサーバーにすればいい、と思ったので料金等を見ていると、
これまた、どうも勝手が悪いようです。
やっぱ料金低めの方がいいよね、と思っているのですが、具体的には月500円くらいが限界だな、と思っている自分がいました。ちょっとそれは無理があるよと思いながら、従量課金(オンデマンドインスタンス)の現実はやっぱ厳しい。ずっと起動させておくわけではないにしろ、月に1000円くらいはかかりそうです。
では、リザーブドインスタンス(インスタンス種類と期間固定)では、
t2.nano(メモリ0.5GB、vCPU数1)が1年前払いで38USドル、3年前払いで76USドル。t2.micro(メモリ1GB、vCPU数1)が1年前払いで75USドル、3年前払いで151USドル。これはいけそう(料金はリージョンがバージニア北部の場合。東京だと1.6倍くらいになります)。
サーバーのメモリとしては1GBとかってすごく少ないですが、動かないわけではないです。まあ少し負荷がかかると落ちるんだろうなという気はしますが。
スペックが低いので同時に100人くらいがアクセスしたらあっという間に落ちます。*1
こちらの引用もとの方はEC2だけでなくRDSも使っていたようなので、さらに料金は上がりますね。
まあそんなにアクセスする事もないし、これでいいかなと思いかけましたが、EC2からのデータ転送にも料金がかかるようで、
料金 - Amazon EC2 | AWSの「データ転送」の項
そんなにデータ転送を行うとは思えませんでしたが、目が覚めて止めました。
Raspberry Piでサーバー構築するよ
その後、このサイトが目に入ってきました。
RaspberryPi(ラズベリーパイ)でWebサーバ運用中
おおこんな事をやっている人がいるのか。面白いと思い、
ちょうど使っていないRaspberry Pi 2があったのでそれをサーバーにする事にしました。これならスペック的にはおそらくt.micro程度かもしれませんが、料金を気にせずに心置きなく使えます。
従量課金というのがやはり個人での利用では気持ちのハードルが高くなります。それを気にせずにやれるだけで自分でサーバーを立てるメリットがあると思います。
たしかにセキュリティ対策とか、その他運用コストが高くなるというデメリットはありますが、そこもまた勉強になると割り切ることにします。
Raspberrry Piの消費電力は4.5-5.5Wということなので電気料金もさほどかからないし、気楽にできそうです。
結論
という事でとりあえずRaspberry Piでサーバーを立てる事にしました。